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A WORK OF CRAFTSMANSHIP

Kokura Textile Inc.

ABOUT FACTORY


 

すべての工程を監修し、高い品質の織物を提供する
「小倉織物製造株式会社」


KOKURA DENIMは、小倉織物製造株式会社のファクトリーブランドです。小倉織物製造では、企画からデザイン、染め、紡績、織りまで一貫して監修を行うことで、高品質の商品を生産しています。通常の織物よりも細い糸を高密度で織る小倉織で培った技術を活かし、他社では対応ができない難易度の高い織物製造を行うことが可能です。

工場では、キュレーターや手織の作り手、アパレル勤務経験者など、様々なバックボーンを持つスタッフが働いています。多様な知見を持ち寄り、新たな織物の可能性を求めて、日々生地と向き合っています。

 

FEATURES OF THE WEAVING FACTORY

織物工場の特長


— 設備環境について —

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最新技術とアナログ技術を的確に組み合わせ
顧客ニーズに応える設備

小倉織物製造株式会社の工場は、JR小倉駅から徒歩約10分、利便性の高い街中の新聞社のビルに入居しています。元々は新聞の印刷工場だった場所です。これは小倉織再生にあたって新しく工場をつくる際、重量のある機械を設置でき、かつ現代的なものづくりが可能な環境を求めた結果生まれた珍しいスタイルです。

工場内でひときわ大きな整経機は、現在日本国内でも希少な最新式です。効率よく小ロットの注文に対応できるよう、デザインの要となる経糸をたてる整経機は、最先端のテクノロジーを導入しています。4台ある織機は、これまで大切に使われてきたものを譲り受けました。調子を整え最高の状態で稼働させるために、常に人の目と手が欠かせませんが、中古機ならではの豊かな風合いが出るため、KOKURA DENIMの奥行きのある生地を織り上げるのに最適な織機です。

これらの特長を把握し、案件ごとに的確なディレクションのもと生産を行なっています。小規模工場ならではのきめ細やかさで、サンプルの製作など顧客の様々なニーズに応えることが可能です。

 

— 柄と生地について —

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小倉織の技術を生かした
霜降グレーの豊かなバリエーション

KOKURA DENIMの大きな特長は、霜降グレーにあります。この色柄は、条件が変われば多様なバリエーションを生み出す可能性を秘めています。そしてそのポテンシャルを引き出す上でも、小倉織で培った技術が生きています。

例えば、KOKURA DENIMでは黒と白の糸を撚り合わせた杢糸を使用しますが、撚りの強さや回転数によって、織機にかけた時に表れる柄が変化します。スタッフはそれを見極めています。

一言で「グレー」といっても、そのバリエーションは様々。思い描く霜降グレーのデニム地をつくるお手伝いをいたします。別注も受け付けていますので、ぜひご相談ください。


〈写真上:杢糸の回転数による柄の出方の違いを見るためのサンプル生地〉


— 染色について —

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小倉織で育んだ

立体的な柄を実現する
染色の目利き

KOKURA DENIMで使用する糸は、上質な綿糸を用い、浸染を行っています。これは、一般的なデニム地で行われるロープ染めとは異なり、糸の芯まで色が入っているため、織り上げた時に自然な立体感が生まれ、使い込むごとに味わいが増すという特長があります。ここでも小倉織で先染めを行ってきた経験から、できるだけ自然で幅広く豊かな色彩による染めをディレクションしています。